
“粉”のシャンプーを作った理由
シャンプーをした直後なのに、
夕方になると頭皮が重い。
ちゃんと洗っているはずなのに、
根元がぺたんとする。
そんな違和感を、私はずっと感じていました。
世の中にはたくさんのヘアケア商品があります。
艶を出すもの、香りを残すもの、補修をうたうもの。
でも、
“洗いすぎない”
という視点のものは、意外と少ない気がしています。
肌と同じように、
頭皮にも本来守るべき油分があります。
必要以上に落とし、
またコーティングを重ねる。
その繰り返しで、
頭皮や髪そのものの感覚が、
少しずつ鈍くなっているような気がしていました。
だから、ジビエスキンケアでは
「まずは余計なものを減らしてみる」
という考え方から、
パウダーシャンプーを作りました。
水を使わないことで、
必要以上の防腐剤に頼らず、
軽やかな設計にできる。
粉だからこそ、
きめ細かな泡が頭皮に密着し、
余分な皮脂や汚れを包み込む。
洗い上がりは、
“すごくしっとり”
というより、
“頭が軽い”
という感覚に近いかもしれません。
根元がふわっと立ち上がる感じや、
風が通るような感覚。
それは、
何かを強く与えたというより、
余計なものを一度リセットした結果なのだと思っています。
もちろん、
スキンケアやヘアケアだけで
すべてが変わるわけではありません。
睡眠不足が続けば、
頭皮も硬くなる。
呼吸が浅くなれば、
身体も緊張する。
食べるものや、
日々どんな空気の中で過ごすかも、
肌や髪にちゃんと繋がっています。
だから私たちは、
“効かせる”ことよりも、
本来の状態へ戻していくことを大切にしています。
パウダーシャンプーは、
そのための一つの選択肢です。

